現代文は「文章理解」の一分野で、教養(基礎能力)試験では判断推理・数的推理・資料解釈などとともに『一般知能(知能分野)』に区分される。題材は評論・論説文が中心で、新書や社説の内容が頻出し、小説などの文学作品はほとんど出題されない。特別区Ⅰ類の教養試験では、近年、古文(古典)は出題されていない。得点源になりやすい分野であり、選択肢を先に読み本文と照合する解法が有効である。
出題形式は主に「内容把握」「要旨(主旨)把握」「空欄補充」「文章整序」の4種類である。内容把握は本文の内容と合致する選択肢を選ぶ形式、要旨把握は筆者の主張に最も合致する選択肢を選ぶ形式で、両者は問われ方が異なる点に注意する。現在の中心となる形式は、筆者が最も伝えたいことを問う「主旨・要旨把握」問題である。文章整序は、複数の短文を接続詞や指示語を手がかりに正しい順序へ並べ替える形式で、指示語・接続語の理解が鍵となる。
試験別の出題数は以下の通り。
対策としては、要旨把握で筆者の主張を段落構成から特定する練習、指示語・接続語や語句の意味・慣用表現の確認、空欄補充での接続詞・語句の吟味を反復することが有効である。
1. 現代文(文章理解)の出題形式は主に4種類に分類されるが、そのうち「筆者が最も伝えたいこと」を問う中心的な形式は何と呼ばれるか。
現代文の出題形式(内容把握・要旨把握・空欄補充・文章整序)のうち、現在中心となっているのは筆者の主張を問う要旨(主旨)把握である。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」/アガルートアカデミー)
2. 「内容把握」問題と「要旨把握」問題の問われ方の違いに関する説明として最も適切なものはどれか。
内容把握は本文の細部の記述との合致を問うのに対し、要旨把握は文章全体を貫く筆者の中心的主張との合致を問う点で異なる。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
3. 公務員試験の現代文で出題される文章の題材として、最も中心的なものはどれか。
現代文の題材は評論・論説文が中心であり、小説などの文学作品はほとんど出題されない。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
4. 国家一般職(大卒程度)の基礎能力試験について、令和6年度からの見直し内容として正しいものはどれか。
人事院の見直しにより、令和6年度から国家一般職の基礎能力試験は出題数40題→30題、解答時間2時間20分→1時間50分に変更された。 (人事院「基礎能力試験の見直し」/国家公務員試験採用情報NAVI)
5. 令和6年度以降の国家一般職(大卒程度)基礎能力試験30題のうち、知能分野24題の内訳として正しいものはどれか。
令和6年度以降の知能分野24題は、文章理解10・判断推理7・数的推理4・資料解釈3という内訳になっている。 (人事院 国家公務員試験採用情報NAVI/LEC東京リーガルマインド)
6. 国家一般職の文章理解10題(現代文+英文)のうち、現代文はおよそ何問が目安とされているか。
国家一般職の文章理解10題のうち、現代文はおよそ6問が目安とされ、文章理解全体の中で最大の比重を占める。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」)
7. 特別区Ⅰ類の教養試験の解答方式に関する記述として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の教養試験は解答時間120分・48問中40問を解答する選択解答制で、知能分野28問は必須解答、知識分野20問中12問を選択解答する。 (公務員試験総合ガイド(90r.jp)特別区Ⅰ類/TAC特別区採用試験解説)
8. 特別区Ⅰ類の文章理解は計9題であるが、その現代文と英文の内訳として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の文章理解計9題の内訳は現代文5題・英文4題である。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)
9. 特別区Ⅰ類の現代文5題の内訳として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の現代文5題は主旨把握3題・文章整序1題・空欄補充1題という内訳であり、主旨把握が最も多く出題される。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)
10. 特別区Ⅰ類の教養試験における近年の古文(古典)の出題状況として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の教養試験では、近年、古文(古典)は出題されていない。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)
11. 東京都Ⅰ類Bの文章理解は計8題であるが、現代文と英文の内訳として正しいものはどれか。
東京都Ⅰ類Bの文章理解計8題の内訳は現代文4題・英文4題である。 (公務員のライト(試験情報データベース)「東京都庁Ⅰ類B 文章理解の出題数」/アガルートアカデミー)
12. 地方上級の教養試験における文章理解・現代文の出題数の目安として正しいものはどれか。
地方上級の教養試験では文章理解が約9題出題され、そのうち現代文は約3問である。 (LEC東京リーガルマインド/スタディング公務員講座 出題数一覧)
13. 要旨把握問題を解く際の基本的な着眼点として最も適切なものはどれか。
要旨把握では、部分的な記述ではなく文章全体を貫く筆者の中心的な主張をつかむことが基本方針となる。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」)
14. 要旨把握問題において、本文の一部分の内容には合致するが文章全体の要旨とは言えない選択肢がある場合、最も適切な対応はどれか。
要旨把握では文章全体を貫く筆者の中心的主張と合致するかが問われるため、本文の一部の記述に一致するだけの選択肢(部分的内容)は誤りとして消去するのが適切である。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
15. 評論・論説文において、筆者の主張(結論)が置かれやすい位置として一般的に指摘されるものはどれか。
評論・論説文は具体例や譲歩を経て最後に結論(筆者の主張)を述べる尾括型の構成が多いとされる。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
16. 評論文中で「しかし」「だが」といった逆接の接続詞の直後に来る内容について、読解上一般的に指摘されることはどれか。
逆接の接続詞の後には、それまでの一般論や譲歩とは異なる筆者自身の主張が置かれることが多く、筆者の主張の特定における重要な手がかりとなる。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
17. 要旨把握・内容把握問題における誤りの選択肢の作られ方として、一般的に当てはまらないものはどれか。
誤りの選択肢は拡大解釈・反対内容・本文にない情報の付加などによって作られるのが一般的であり、本文の主張を過不足なく言い換えたものはむしろ正答の作り方である。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
18. 「もちろん…しかし…」という譲歩構文が本文中に用いられている場合、筆者自身の主張はどこに表れやすいと一般的に指摘されるか。
譲歩構文では、いったん一般論や反対意見を認めた上で、逆接以降に筆者自身の主張を展開するのが典型的な構成である。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
19. 現代文の「要旨把握」問題における「要旨」とは、一般に何を指すか。
「要旨」とは文章全体を通じて筆者が最も伝えたい中心的な内容・主張を指す。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」)
20. 評論文を読む際、具体例の記述部分と筆者の主張との関係について一般的に指摘されることはどれか。
具体例は抽象的な主張を分かりやすく説明するための補足であり、要旨把握・主張特定では具体例そのものではなく、それが支える筆者の主張を捉える必要がある。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
21. 評論文中で同一のキーワードや類似表現が繰り返し用いられている場合、要旨把握・筆者の主張の特定の観点から見て、その活用法として適切なものはどれか。
キーワードの反復は筆者が強調したい概念やテーマを示す手がかりとなり、要旨把握や筆者の主張の特定に活用できる。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
22. 評論文の文章構成の類型に関する説明のうち、「双括型」の説明として最も適切なものはどれか。
双括型は結論を冒頭で提示し、中間で理由や具体例を述べた上で、末尾で再度結論を述べて締めくくる構成であり、評論文でよく用いられる典型的な型の一つである。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
23. 評論文において筆者が対立する二つの立場や考え方を対比させながら論じている場合、その読解上の意義として最も適切なものはどれか。
対比構造は、筆者が一方の立場を支持し他方を退けることで自らの主張を際立たせるための技法として用いられることが多く、筆者の主張の特定に役立つ。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
24. 現代文(文章理解)は、公務員試験の教養試験(基礎能力試験)において、どの分野に分類されるか。
現代文は文章理解の一分野であり、判断推理・数的推理・資料解釈などとともに教養試験の「一般知能(知能分野)」に区分される。 (LEC東京リーガルマインド 公務員試験「教養試験の出題科目」解説)
25. 現代文(文章理解)の主な出題形式として正しい組み合わせはどれか。
現代文の出題形式は主に「内容把握」「要旨(主旨)把握」「空欄補充」「文章整序」の4種類に分類される。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
26. 近年の公務員試験の現代文において中心的な出題形式となっているのはどれか。
現在の現代文で中心となっているのは、筆者の主張を最も的確に表す選択肢を選ぶ「主旨・要旨把握」問題である。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」)
27. 「内容把握」問題と「要旨把握」問題の違いを説明したものとして、最も適切なのはどれか。
内容把握は本文の記述内容と合致する選択肢を選ぶ問題であり、要旨把握は筆者が最も伝えたい主張に合致する選択肢を選ぶ問題である点で問われ方が異なる。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
28. 公務員試験の現代文で出題される文章の題材として、最も適切なものはどれか。
現代文の題材は評論・論説文が中心であり、新書や社説の内容が頻出する一方、小説などの文学作品はほとんど出題されない。 (アガルートアカデミー 公務員試験コラム「文章理解対策のコツ」)
29. 国家一般職(大卒程度)の基礎能力試験について、令和6年度以降に生じた変更として正しいものはどれか。
人事院の見直しにより、国家一般職の基礎能力試験は令和6年度から出題数40題→30題、解答時間2時間20分→1時間50分に変更された。 (人事院「基礎能力試験の見直し」/国家公務員試験採用情報NAVI)
30. 令和6年度以降の国家一般職 基礎能力試験(30題)における知能分野24題の内訳として正しいものはどれか。
令和6年度以降の国家一般職基礎能力試験30題は、知能分野24題(文章理解10・判断推理7・数的推理4・資料解釈3)と知識分野6題で構成される。 (人事院 国家公務員試験採用情報NAVI/LEC東京リーガルマインド 制度解説)
31. 国家一般職の文章理解10題のうち、現代文の出題数の目安として正しいものはどれか。
国家一般職の文章理解のうち現代文は6問が目安とされ、文章理解全体(現代文+英文)の中で最大の比重を占める。 (スタディング公務員講座「文章理解(現代文)の攻略法」)
32. 特別区Ⅰ類の教養試験の解答方式について正しく説明しているものはどれか。
特別区Ⅰ類の教養試験は解答時間120分・48問中40問を解答する選択解答制で、知能分野28問は必須解答、知識分野20問中12問を選択解答する。 (公務員試験総合ガイド(90r.jp)特別区Ⅰ類/TAC 特別区採用試験解説)
33. 特別区Ⅰ類の文章理解(計9題)の内訳として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の文章理解は計9題で、その内訳は現代文5題・英文4題である。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)
34. 特別区Ⅰ類の現代文5題のうち、主旨把握は何題出題されるか。
特別区Ⅰ類の現代文5題の内訳は、主旨把握3題・文章整序1題・空欄補充1題である。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)
35. 特別区Ⅰ類の教養試験の文章理解について、近年の傾向として正しいものはどれか。
特別区Ⅰ類の教養試験では、近年、古文(古典)は出題されていない。 (公務員のライト(試験情報データベース)「特別区 文章理解の出題数」)